ボーダーコリーは抜け毛が少ない?毛の特徴と室内飼いの対策は?
最近では犬を室内で飼うことが多くなってきました。
室内で飼うとどうしても気になるのが、犬の抜け毛ですよね。
この記事を読んでいただければ・・・。
気になるボーダーコリーの毛の特徴や、実際のボーダーコリーの抜け毛事情がわかります。
では、気になる抜け毛ですが。
ボーダーコリーの抜け毛
結論ですが、ボーダーコリーは「抜け毛が多い」です。
これは当ブログの「ラン」の実際の写真です。
ブラッシングした時期は10月で秋です。
毛の生え変わる季節なので、毎日1回はしていますが、凄い抜けますね。
5分ほど軽くブラッシングするだけで、ご覧の通りです。
毎日ブラッシングを行っていても、部屋の隅に毛がフワフワしています。
着ている服がフリースなどですと、半端なく毛がまとわりつきます。
生後10ヵ月ぐらいまでは、抜け毛はそこまで酷くはなかった感じです。
むしろ少なかった印象でいたが、1歳前後で毛が伸びると同時に、成長して体が大きくなると、抜け毛が多くなりました。
まあ、あたりまえですよね。
だって、体が大きくなるってことは、全体の毛の本数も増えますからね。
子犬のとき抜け毛が少なかったのは、単純に体が小さくて、毛が短かったからなのかもしれません。
子犬のときは、お尻丸出しで歩いていたのに、成犬になった今じゃ、何がどこにあるのかわからないぐらいの長さですからね。
ボーダーコリーの毛の特徴
ボーダーコリーは、その魅力的な外見と賢さで知られる犬種で、体毛にも特徴があります。
以下に、ボーダーコリーの体毛に関する特徴をいくつか挙げてみましょう。
ダブルコート
ボーダーコリーはダブルコートを持つ犬種で、被毛が二層になっています。
外側の層は防水性で粗く、内側の層は柔らかく保温性があります。
半長毛
ボーダーコリーの被毛は半長毛で、長めの毛が特に首、尾、後ろ脚、背中などで目立ちます。
色と模様
ボーダーコリーの被毛の一般的な色はブラック、トライカラー(ブラック、タン、ホワイト)、ブルーメル、レッド(赤褐色)などがあります。
一般的に、顔には白いマーキングがあり、体の他の部分に色が入っています。
ボーダーコリーの毛は一般的に光沢があり、とても魅力的です。
毛並み
ボーダーコリーの毛並みはつややかで、手入れをしていれば非常に美しいコートを保つことができます。
抜け毛
ボーダーコリーはシーズンに応じて抜け毛が増減します。通常、毎日のブラッシングが必要で、特に抜け毛が多い時期には頻繁なケアが必要です。
抜け毛の量が増える時期
ボーダーコリーの抜け毛の量が増える時期は、ズバリ毛の生え変わる時期。
その時期は、一般的に春と秋に起こります。
これは季節的な変化に合わせて、彼らの被毛が調整されるためです。
具体的な時期は個体による差異や気候条件にも影響を受けることがありますが、おおよその時期は以下の通りです。
春の生え変わり
春になると、ボーダーコリーは冬毛から夏毛への移行を始めます。
春の気温が上昇し、日が長くなると、古い冬の毛が抜け落ちて、新しい夏の毛が生えてきます。
この時期には毛が抜け落ちるので、ブラッシングやトリミングが必要になります。
秋の生え変わり
秋になると、ボーダーコリーは夏毛から冬毛への切り替えを始めます。
日が短くなり、気温が下がると、新しい冬の毛が生えてきます。
この時期も毛が抜け落ちることがあり、ブラッシングが重要です。
ボーダーコリーは二度毛が生え変わるため、これらの時期には毛が特に乱れがちです。
毛が抜け落ちるのを管理するために、定期的なブラッシングを行い、抜け毛を取り除いてあげることが重要です。
また、シーズンに合わせて適切なケアをすることで、ボーダーコリーの被毛を健康で美しく保つことができます。
ボーダーコリーの被毛はその特徴的な外見の一部であり、その美しいコートを維持するためには適切なケアが必要です。
毛並みの美しさは、規則的なブラッシングと適切な栄養を提供することで保たれます。
ボーダーコリーの抜け毛対策
ボーダーコリーの抜け毛対策は、飼育者にとって重要な課題です。抜け毛を念頭に置いて、以下の対策が役に立ちます。
1. 定期的なブラッシング
週に1~2回のブラッシングは抜け毛の管理に効果的です。正しくなブラシを使用し、古い毛や抜け毛を取り除きましょう。
2. 健康な食事
正しい栄養を提供することで被毛の健康をサポートします。高品質の犬用フードを選び、食事量を調整しましょう。
3. 適切な運動と刺激
ボーダーコリーは慎重な犬種であり、運動と精神的な刺激を提供することが大切です。これにより、ストレスが軽減され、抜け毛の量が制御されます。
4. 定期的な健康チェック
年に1度の健康診断を受け、健康問題を早期に発見しましょう。
ボーダーコリーは美しい被毛を持つ犬種ですが、正しいケアと管理が必要です。抜け毛対策を遵守することで、彼らの被毛の美しさと健康を維持できます。
実際、室内でボーダーコリーを飼ってみると、毛の生え変わる春・秋の「換毛期」は、かなりの量の抜け毛があります。この「換毛期」は、できれば毎日ブラッシングするのが理想的です。
しかし、面倒くさいですよね。でも…
メリットもあります。
それは、愛犬の毛並みが「つやつや」になり、見た目も良くなります。
皮膚病や、ダニの被害を未然に防いだり、早期発見にもつながります。
一番大きな効果は
何と言っても「愛犬とのスキンシップ」ではないでしょうか。
小さい頃から習慣化しておけば、信頼関係も構築でき、しつけなどをしやすくなったりします。
ブラッシングをするのに大変な場所
実際によく毛玉になりやすいのが、両足の脇?付け根?というんでしょうか。
歩くときに足と体が擦れることで、毛玉になりやすいです。
それにこの部分は、ブラッシングもやり難いので、余計に毛玉になりやすいです。
こうして仰向けにされて・・・。
ちょっと見にくいですが、かなり長くないですか?
この長い毛のさらに内側に、細くてふわふわの毛があって、それが中で擦れて毛玉になります。
毛玉ができてしまったら、ブラッシングでは無理なので、ハサミで切って毛玉をほぐしてから、ブラッシングしています。
まとめ
昔はこんなに毛が短かったのに・・・。
ボーダーコリーは思った以上に抜け毛が多い!
特に毛の生え変わる時期。春と秋は重点的に行う必要があります。
日頃から、しっかりとブラッシングなどのケアをしてあげないと、毛玉の原因や皮膚病などのトラブルにもつながります。
毎日のブラッシングは愛犬との大切な、スキンシップにもなります。
毎日のスキンシップは、愛犬との信頼関係を築くためには欠かせない1つの要素です。
信頼関係を築ければ、他のしつけ・耳掃除・爪切りなども問題なく行えるようになります。
犬にとっても人にっとっても、とても良い状態になります。
お互いが快適に過ごせるように、毎日のブラッシングからやってみるのもいいですよ。